2017-03

北京クィア映画祭についての映画が、関西クィア映画祭2012で上映されます

北京クィア映画祭(北京酷儿影展)については、本ブログでも、簡単にご紹介してきました(「第4回北京クィア映画祭と同映画祭の歴史」「第5回北京クィア映画祭は当局に中止を命じられるも、ゲリラ的に開催」)。

きたる関西クィア映画祭2012(大阪 9/15~17、京都 10/12~14)の中で、「わたしたちの物語 ~ 北京クィア映画祭と十年間の『ゲリラ戦』(我们的故事――北京酷儿影展十年游击战)」(監督:楊洋 2012年)が上映されます。日本語字幕付です。

この作品は、10月13日(土)の11:30(開場11:10)から京大西部講堂(アクセス)で上映されます。42分間の作品です。

以下の制作者による作品紹介が、関西クィア映画祭2012のサイトに掲載されています(邦訳は福永玄弥さん)。

▼開催直前にキャンセル!? 性への偏見と検閲の残る北京で、何度も最大級のトラブルに見舞われる。場所を変え、名前を変え、彼らは闘い続けた。彼らの声がつなぐ、その先は。
▼このドキュメンタリーは、十年間にわたる「ゲリラ戦」をたたかいぬいてきた北京クィア映画祭の物語だ。
 2001年に北京大学で生まれた同映画祭は、中国国内でジェンダーやセクシュアリティをテーマにした唯一の映画祭として非政府団体により運営され、過去十年のあいだ五回にわたり開催されてきた。性的少数者の権利について公に語ることが政治的に困難であり、かつメディア検閲の問題がある中国において、映画祭の歴史はつねにトラブルとともにあった。開催地を北京市西部より東部へ、あるいは都市部から郊外へと「戦線」を転々と移してきた同映画祭は、昨年2011年にはついに北京市内への「凱旋」を果たしたものの、政府の干渉と検閲から逃れるためにゲリラ作戦の手法をとらざるをえなかった。
 本作品は、過去の記録映像をもちいて同映画祭の歴史を回顧するとともに、それにたずさわってきたわたしたちの物語を語る試みでもある。


映画の字幕も福永玄弥さんです。福永さんは、自らのブログでも、この作品を紹介する連載を始めておられます(「『わたしたちの物語 〜 北京クィア映画祭と十年間の「ゲリラ戦」』(連載1)」「わたしたちの敵はどこにいるのか?(連載第2回)」)。

チケットは、この作品を見るだけでしたら、「1回券」(当日1600円、前売1300円)を購入すればいいようですが、プログラム一覧を見ると、他にも興味深い作品が多いようですので、「3回券」や「京都パス」、「関西フリーパス」などを購入するのもいいかな、と思います(「チケットについて」参照)。

その他、詳しくは関西クィア映画祭2012のサイトを見てください。
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