2017-05

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三井マリ子さんのお話を聞く会

 先月の26日、私と村井恵子さんが企画して、日本女性学研究会の11月例会として、「館長雇止め・バックラッシュ裁判原告・三井マリ子さんのお話を聞く」という催しをしました。
当日の様子

(左から、村井さん、私、三井さん)

 三井さんは、豊中市の女性センターの初代館長に全国公募によって選ばれ、そのすばらしい仕事ぶりはマスコミにも何度も取り上げられました。
 しかし、三井さんが目障りだったバックラッシュ勢力(旧来の性別分業に固執して男女平等の推進に反対する勢力)の攻撃を受け、行政もそれに屈したために、館長の座を追われてしまいます。この背景には、女性センターで働く多くの女性が無権利な非常勤職員(館長も非常勤でした)であるという問題もありました。
 三井さんは、「バックラッシュに豊中市は屈しても、私は屈しない」という決意の下、豊中市などを訴えます。

 この事件と裁判について詳しくは、私がこの例会をする際に作った資料が2点ありますので、よかったらクリックしてみてください。
この事件について説明した文章(日本女性学研究会ニュース『VOICE OF WOMEN』2006年9月号掲載)
この事件の年表と裁判の経過(ワードファイル。当日の資料)

 当日の三井さんのお話によると、裁判で被告側は、十数年も前に三井さんが公費ミスコンに反対した時の記事やセクハラに抗議して社会党をやめた時の記事のうち、三井さんを悪く書いた記事をわざわざ探し出してきて、証拠として提出してきたそうです。それによって、「原告はトラブルをよく起こす、こんな女なんだ」ということを言おうとしたとのこと。
 こんなのは、この裁判とは何の関係もない人格攻撃です。だいたいミスコンやセクハラに対して抗議した時のことを攻撃材料に利用するなど、まともな男女平等の感覚があれば絶対にできないと思うのです。

 また、被告側は、女性センターを管理する財団の議事録を裁判に有利なように改竄し、しかもそれが三井さんも了解済みだったという嘘をついてきたそうです。

 私は、権力というものは、自らに刃向かう人間を攻撃するためには本当に卑劣なことをするものだということを感じました。

次回裁判の日程
12月25日午後4:30~
大阪地裁809号法廷

 いま、この裁判を支援する会では、裁判の証人として、一色元市長と桂館長を呼ぶことを要請するハガキを出す運動をしています。
 この裁判を支援する会のHPの「要請書ハガキを12月20日までに」という箇所の下の「表ハガキ/裏」という所をクリックしていただくと、ハガキの表・裏がダウンロードできますので、よろしくお願いします。

 以下、一色市長、桂すてっぷ館長の証人尋問の必要性について、簡単にまとめてみました。

〇一色貞輝・前豊中市長
 ・豊中市の人権文化部長は、三井館長を辞めさせた組織変更について、「トップの意向だ」と言っている。
 ・女性センターを管理している財団の高橋理事長も、三井さんの任免権について、本当は理事長だけにあるはずなのに、「市長」にもあると証言した。

〇桂容子・現館長
 ・次期館長を決めるときの選考試験には、三井さんと桂さんが受験したが、あらかじめ三井さんを落とすことが決まっていた。
 この点については、桂さん自身が、事前に「(候補者は)あなたしかいない」「面接は形式的なもの」と言われて受験したと述べている。そのことを証言していただく。
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 また、「中国女性・ジェンダー関係主要HPリスト」(リンク集)も併せてご覧いただければ幸いです。日本の問題の一部は、「ウィメンズ・アクション・ネットワーク(WAN)の労働争議・まとめ」や「館長雇止め・バックラッシュ裁判」でまとめています。
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