2017-05

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「子どもの性侵害防止ネットワーク」設立

 11月19日、北京で「子どもの性侵害防止ネットワーク[防止児童性侵害網絡]」が設立されました。このネットワークは、同時に「中国子ども救助ネット[中国児童救助網]」というサイトも開設しました。

 呼びかけ人の栄維毅さん(中国人民公安大学)は、「子どもを性被害から保護するのは全社会の責任ですが、子どもの権利を保護する最後の防衛線は法律執行部門です。しかし、法律執行人員が性侵害事件を処理する際、若干の問題と不十分点があります。たとえば、未成年者の性侵害事件をあまり重視しない、専門的に処理する人がいない、調査と証拠収集の手続きに関する決まりがない、調査する人の専門的な訓練が欠けている、実践における『二次被害』などです。ですからジェンダー意識と子どもの権利意識を、子どもの性被害を防止する各工作に組み込むことが特に重要で切実です」と述べています(1)

 中国では最近子ども、とくに少女に対する性侵害が問題にされるようになり、2004年3月には北京で、北京林業大学の心理学部や心理相談センターなどによって「四月天少女性侵害心理援助電話相談(熱綫。ホットライン)」(「四月天」とは4月の空のように暖かいという意味)という電話相談も始められています(2)

 この「子どもの性侵害防止ネットワーク」は、設立当日に「子どもの性侵害に反対するシンポジウム」を開催しました。
 このシンポには、全国婦連女性法律援助センター、アメリカ弁護士協会、北京四月天少女性侵害保護ホットライン、深圳性侵犯被害者援助ネットワーク「春風計画」、北京青少年法律援助・研究センター、中国法学会DV反対ネットワーク、北京大学法学院女性法律援助・サービスセンターなどの機構が参加し、子どもの性侵害の現状や認識の問題点、社会の救助メカニズム、警察の対処などの問題を話し合い、最後に「子どもの性侵害を防止し、なくすために行動しよう」という呼びかけを採択したとのことです。

(1)「“防止児童性侵害網絡”在京成立」(中国児童救助網2006年11月19日)。やや簡単にですが、『中国婦女報』にも報道されています(「為児童免性侵害行動起来 “防止児童性侵害網絡”在京成立」『中国婦女報』2006年11月20日)。
(2)「愛心与幇助像四月的陽光―北京開通全国首家少女性侵害心理援助熱綫」『中国婦女報』2004年3月6日。
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