2015-09

大学教科書のホモフォビアの是正を求める運動

中国では、2001年に中華精神病学会が決定した「中国の精神障害の分類と診断基準(第三版)」によって、同性愛は精神病とは見なされなくなった。これによって、中国でも同性愛の「非病理化」がなされたと言われる。しかし、そのことは大学の教材にさえきちんと反映されておらず、教科書の中にもホモフォビアが頑強に残っている。

この問題ついて、ここ2年ほど、LGBT諸団体が、さまざまな調査研究を発表したり、行政機関や大学へ是正を求める公開書簡を出したり、情報公開申請をしたり、裁判に訴えたりする動きが相次いでいる。そうした動きをまとめてみた。

《目次》
 2013年5月 淡藍網など、教材や啓蒙書のホモフォビアを批判、是正を訴え
 2014年8月 同城青少年資源センターなど、初の詳細な調査報告書を発表。同報告書の概要。
 9月 LGBT関係3団体、112校の「211プロジェクト」大学の学長に、教学内容などの問題について公開書簡
 2015年3月 中山大学の学生ら、国家新聞出版広電総局と広東省教育庁に対して教科書の是正を求める書簡を送り、広東省教育庁前で抗議活動
 3月~4月 国家新聞出版広電総局、広東省教育庁、広東高等教育出版社からはきちんとした回答なし
 4月 中山大学の学生ら、広東省教育庁前で同庁が書簡を転送したことは評価するアピールをし、同庁職員と会談
 5月~7月 秋白、同性愛蔑視の記述が多い広東高等教育出版社を広州市天河区法院(次いで広州中級法院)に訴えたが、受理されず
 5月~8月 秋白、教育部に、大学の教材に対する監督措置について情報公開申請するも回答なし。そこで、回答がないことを行政不作為で北京第一中級人民法院に訴え、受理される
 8月 中山大学、秋白に訴訟をやめさせるよう圧力。それに対するLGBT諸団体の抗議
 3月~ 他の大学でも、自校の図書館に所蔵された教科書をチェックして是正を訴える動き
 3月~ 全国100カ所の師範大学や北京の30か所の重点大学に対して使用教材について情報公開申請

2013年5月 淡藍網など、教材や啓蒙書のホモフォビアを批判、是正を訴え

2013年5月17日、LGBTサイト・淡藍網が「あなたの身辺のホモフォビアの教材を暴露する」という発表をおこない、13本の教材についてホモフォビアを指摘した。その教材とは、人民教育出版社の『生命教育』、広東高等教育出版社の『大学生心理健康教育』、南京林業大学出版社の『大学生の生殖と健康教育読本』、民族出版社の『心理カウンセリング(基礎知識)』などの教材や一般向けの啓蒙書であった。

さらに、10余りの団体(淡藍公益、同性愛者の親と友人の会、北京紀安徳相談センター、北京LGBTセンター、同語など)が連名で「教育出版機構・大学・教育者への公開書簡」を発表し、教材からホモフォビア的な内容をなくすように訴えた(1)

2014年8月 同城青少年資源センターなど、初の詳細な調査報告書を発表

2014年8月27日、同城青少年資源センターが中山大学ジェンダー教育フォーラム、中山大学レインボーグループ[小組]と協力して「『ホモフォビア』の拒絶を、教科書から始める」という記者会見を開いて、「中国の大学の教科書の中の同性愛に対する誤った、汚名を着せる内容およびその影響の調査報告(中国高校教科书中对同性恋的错误和污名内容及其影响调查报告) (2)」を発表した(3)

「同城青少年資源センター(同城青少年资源中心 Gay and Lesbian Campus Association of China)」とは、2006年に設立された、広州を起点として全国的なLGBTサポートを目指している団体である。

後にPDFで発表されたこの報告書は、114ページにも及ぶものである。以下はその内容のごく簡単な紹介である(便宜的に小見出しを付けたが、この小見出しは原文とは異なっている)。

「中国の大学の教科書の中の同性愛に対する誤った、汚名を着せる内容とその影響の調査報告」の概要

同性愛は、文学・社会学・芸術・法学など幅広い学問分野の論文で扱われているにもかかわらず、大学の教科書の中では心理学・医学・生物学の中でしか扱われず、主に専門課程の「変態心理学」(遠山注:日本の「異常心理学」ないしは「精神病理学」に当たるもののようだ)・「医学心理学」と一般教養課程の中の選択科目の「心理健康教育」の教科書の中にしか出てこない(他の科目では、こうした教科書の内容が引用されている)。

上の「変態心理学」と「心理健康教育」の現在使われている教科書90冊を調査したところ、そのうち42冊(46.67%)しか同性愛に触れていなかった(「変態心理学」は28冊/34冊、「心理健康教育」は14冊/56冊)。

書かれている内容も、同性愛の学生の自己受容、心理的発展、社会的サポートのニーズに対する配慮が欠けている。心理健康教育科は大学生の心理的健康のために設置されたカリキュラムだが、調査した56冊の中の14冊(22.95%)しか同性愛に触れていないうえに、それらの内容はすべて「大学生によくある心理的障害」の中に置かれている。心理学の教科書の中の「性と愛情、婚姻家庭」などの内容と心理健康教育の教科書の中の「大学のキャンパスの中の恋愛と性」に関する内容は、すべて異性愛の視点から書かれており、同性愛の感情や性についてはまったく書かれてない。もし同性愛の学生が、自分が「心理障害」や「性変態」の中でしか取り上げられていないことを知れば、心理的にきわめてマイナスの影響があるだろう。同性愛の学生の「心理健康教育権」は無視されているのである。

同性愛は、「病」または「異常」としてしか教学内容の中に組み込まれてない。専門課程の教科書では、同性愛は、変態心理学と医学心理学の中で、「性心理障害」・「性行為変態」という章・節の中の、性的指向の障害として書かれている。一般教養の心理健康教育という選択科目の中では、同性愛を取り上げた教科書は、みなそれを「恋愛と性心理」の章・節の中の性心理の悩み、性心理障害の一種として論じている。同性愛について触れた42冊のうち、「同性愛」を独立した章・節としているのは3冊だけである。教科書の中の同性愛の内容のロジック全体は、「病理化」を核心としている。同性愛に触れている42冊のうちの37冊(88.10%)は、同性愛は「病気か否か」という問題を議論しており、そのことが心理学や医学で同性愛が論じられる理由になっている。

「変態心理学」などの専門課程の教科書について

第一に、国家の科学基準と合致しない記述が大量にある。2001年に中華精神科学会が「中国精神障害分類と診断基準」第3版を出して、同性愛という性的指向を病気とはみなさなくなった。しかし、2011年より後に大陸で編纂された「変態心理学」の教科書の中にも、同性愛の分類や病理判定、治療内容の点で、「中国精神障害分類と診断基準」第3版とは合致しない部分が大量にある。
 ・「真性同性愛」「仮性同性愛」「境遇性同性愛」など、第3版が排除した分類をしているものが69.23%ある。
 ・12冊は「同性愛の治療」について論じている。それらは、みなその困難さや効果の低さについて述べており、嫌悪療法(同性に関心を持ったら、嘔吐する薬を飲んだり電気的刺激を与えたりする「療法」)は無効だと明確に指摘している本も2冊ある。しかし、6冊は、同性愛を異性愛に転化させる「治療」を説いており、3冊は治療に一定の効果があるという報告も掲載している。たとえば、2009年に出版されたある教科書は、嫌悪療法によって60%近いケースで性的指向が変わったと述べている(『変態心理学』高等教育出版社 2009)。
 ・17.65%は、「同性愛のうち、男性が受動的で女性が主動的なものは、本当に病気である」と述べたり(『変態心理学導論』合肥工業大学出版社 2011)、「患者」と呼んだりするなど、病理化を陰に含んだ判断をしている。

2001年より後に大陸で編集された、同性愛が病気か否かを論じた17冊の本のうち、同性愛は病気や障害ではないと述べているのは4冊だけで、11冊は、明確に病的だと判断しており、2冊は、定説はないとし、2冊は観点や内容が不明確だった。

第三に、同一の教科書の中に、前後でロジックが矛盾している状況もよく見られる。たとえば、2001年の後に出版された本のうち、6冊は同性愛が病気でないことを述べつつ、同時に同性愛を異性愛に転化させる治療について述べている。

第四に、一部に、事実と合致しない、ステロタイプな印象を強化したり、観点が古くさかったりする内容がある。たとえば、多くの本は、同性愛を固定的な主動型と受動型とにはっきりと分けており、「同性愛のうち、男性が受動的で女性が主動的なものは、本当に病気である」などと書いてある。しかし、実際は、同性愛の現実のパートナー関係の大多数は、けっして絶対的に固定的なものではない。また、同性の性向の主動的なものか受動的なものかをそのジェンダー的気質・役割といっしょに結び付けて、実のところジェンダーステロタイプなイメージを強化している。「一部の同性愛者は、異性愛で打撃を受けた後、他の仲間の誘惑によって、同性愛になる」(『諮詢心理学』広東高等教育出版社 2013)という根拠のない記述や、「男性同性愛者は楽しみを追い求めることを重んじ、女性同性愛者は感情を追い求めることを重んじる」(『異常心理的矯正与調治』天津科学技術出版社2009)という男性中心主義的な記述がある。

心理健康教育などの一般教養課程の教科書について

17冊のうち11冊(78.57%)は同性愛を、性的倒錯、性心理障害、性変態、性心理異常などの病気だと判定しており、「中国精神障害分類と診断基準」第3版と合致していない。たとえば、「性倒錯はふつう性変態と言われる。(……)性倒錯のあらわれは多種多様で、同性愛、異性装、フェティシズム、サディズム、露出狂などがある」(『大学生心理健康与調適』北京華文出版社 2002)

第二に、内容が短く、説明が簡単で曖昧にすぎる。選択科目の中では、同性愛についての内容はしばしば、「恋愛と性」「性心理」などの章・節で、婚前性行為やフェティシズムなどの内容といっしょに、性の心理の悩みや心理障害として現れる。

第三に、教科書の内容はしばしば学科の専門の観点と食い違っている。同性愛の定義については、専門の教科書は、「同性を指向する思想感情と性行為」とか「同性に引き付けられる」と記述しているが、心理健康の教科書では、71.3%の本が定義の終わりに「異常な性行為」とか「性変態」などの明らかに否定的な言葉を明確に使っている。

第四に、一部の教科書には編者の観点がはっきりしない、またはロジックが矛盾していて統一性に乏しい。

第五に、一部の本の観点は古くさく、根拠に乏しく、誤った情報に基づいており、同性愛に対する差別と汚名を作り出しかねない。たとえば、ある本は、「異性とのつきあいが乏しく、個性が内向的で、ひねくれていて人づきあいがよくなくて、性的抑圧が大きくて、性衝動を発散する有効なルートを見つけ出せないこと」が、同性愛、フェティシズム、覗き見、異性恐怖症などの性心理が異常な状況を引き起こす、と述べている(『大学生心理衛生与諮詢』人民衛生出版社 2008)。また、同性愛を悪魔化し汚名を着せる描写があって、差別を引き起こしかねないものもある。たとえば、ある本は「とくに近年は、同性愛のエイズ患者が急増して、同性愛の性行為に対する疑問と排斥が増加した。同性愛者は病因にもとづいて系統的な治療を受けることによって性的指向を変えることができる」(『大学生心理健康与人生発展』高等教育出版社)と述べている。

まとめ

今回調査した2001年以降に大陸で編集された教科書のうち、17冊の専門課程の教科書と14冊の一般教養課程の教科書が「同性愛は病気か否か」を論じていたが、そのうち13冊(41.49%)は、同性愛自身が病気または異常だと判定していた。正確かつ全面的に中国精神障害分類と診断基準」第3版を引用していたのは8冊(25.81%)だった。31冊のうち、7冊(22.58%)(専門課程の4冊、教養課程の3冊)だけが、同性愛はまったく病気ではないという、国際基準に合致した認識をしていた。

また、一般教養課程の教科書は専門課程の教科書と比べても、同性愛についての内容が専門性に乏しく、差別性が強い。「中国精神障害分類と診断基準」第3版を引用した教科書は1冊もなく、大多数の教科書が同性愛自身を病気とみなしている。

今回調査した42冊の同性愛の内容を含んだ教科書のうち、ロジックが明晰で、観点が明確で、内容が正確で、専門的基準に合致していて、比較的客観的・全面的に同性愛について書いてあるのは、9冊(21.43%)で、8冊は専門課程の教科書(うち5冊は外国の訳書で、3冊が大陸の編著書)、1冊は一般教養課程の教科書だった。

教科書の誤った内容の影響、同性愛の学生の教育についての訴え、私たちの主張と行動提案

さらに、この調査報告は、在学生と大学を卒業したばかりの男女の同性愛者とバイセクシュアル21人にインタビューをおこなって、大学の教科書の同性愛記述について、自分への影響や訴え・期待についても調べている。

そのうえで、自分たちの主張と訴えを次の3項目に分けて述べている。
 1. 社会各界に、セクシュアルマイノリティの青少年の教育環境における境遇に関心を持ち、さまざまな学生に平等な教育の機会と、平等に知識・情報を獲得する機会を保障することから始めることを希望する。
 2.教育業務従事者に科学を尊重し、教育の最低ラインをしっかりと守り、教科書の科学性・厳格性を確実に保証するよう訴える。
 3.キャンパスの性教育・エイズ教育政策を強化・実現し、多元的性別の視角に立って、セクシュアルマイノリティの学生の心理・性・健康のニーズを考慮せよ。

最後に、学校やその管理者、教育部門、教師、NGO、専門家・学者に対して具体的な行動提起をおこなっている。

この報告書は、非常に多数のメディアで報道された(4)

9月、LGBT関係3団体、112校の「211プロジェクト」大学の学長に、教学内容などの問題について公開書簡

2014年9月10日の教師節に、湖南同愛、同志平等権益促進会、南京天下公という3つのLGBT問題に関心を持つ公益団体が、112校の「211プロジェクト」大学(1995年に教育部が、21世紀に向けて重点的に投資すると決めた約100大学のこと。現在112大学ある)の学長に対して、公開書簡を送った。その内容は、性的指向と性別身分にもとづく学校でのいじめがあることや、大学の教科書が異性愛の視点で作成されており、4割以上の教科書が同性愛を疾病として扱っていることを指摘して、以下のようなことを求めるものだった。
・セクシュアルマイノリティを差別するような教学内容が存在しているか否かを入念に見て、積極的に改めること。
・教師に性別多元課程の開設を奨励すること。
・同性愛の学生が社団の設立を申請したとき、承認すること
・同性愛の学生がいじめにあったとき、その権益を保障するとともに心理的サポートをすること(5)

2015年3月 中山大学の学生ら、国家新聞出版広電総局と広東省教育庁に対して教科書の是正を求める書簡を送り、広東省教育庁前で抗議活動

3月19日、中山大学の学生11名が、国家新聞出版広電総局(国家ニュース出版ラジオテレビ総局。中国のメディアを統括している)と広東省教育庁に、「教科書の同性愛に対する誤りと汚名をきせる描写の内容に関する公開の通報の手紙」を出した。そのうち5名は、広東省教育庁の前で、各自の手にホモフォビア教材に反対する文言を書いたボードを持って宣伝活動をおこなった(6)

この書簡には、自分は同性愛者だが、同性が好きな気持ちについてインターネットだけでなく、図書館の書籍でも調べてみたが、図書館に所蔵されていた、広東高等教育出版社の『心理健康課程』(2003年)は、第一節第三章の「よくある精神疾患とその対応」で、「性心理障害の類型」の一つとして「同性愛」を挙げていたこと、他の数十冊の本も、大多数は誤ったものや汚名を着せる内容のものであったことが述べている。

とくに広東高等教育出版社が出版した心理学や心理的健康についての教材はほとんどすべて同性愛に対して汚名を着せる記述があることや、『心理健康課程』は、2008年に再版されたものも、2003年に出版された内容と何ら変わっていないこと、2013年に出版された『諮詢心理学』では、同性愛を障害とみなしているだけでなく、どのように同性愛を治療するかとして、電気的刺激などの方法で同姓愛の行為に嫌悪感を覚えさせて性的指向を変えることなどが書いてあることを訴えている。

この書簡は、国家新聞出版広電総局と広東省教育庁に対して、以下のことを求めている。

1. 国家新聞出版広電総局は「図書の質管理条例」に依拠して、全国的範囲で(大学であるか小中学であるかを問わず)教科書・教科書補助書に対して、図書の質を検査し、教科書の中に同性愛に対する誤った、汚名を着せる内容が含まれる状況について、全社会に公表すること。また、そうした誤りを含んでいる教科書の問題について、出版社に対して、できるだけ早くすべて回収するように要求すること。

2.広東高等教育出版社の業務主管機関と主宰機関である広東省教育庁と広東省教育研究院は、管理・監督の職能を履行して、通報があった書籍とその出版者に対するに対して具体的な処理の意見を出すべきである。

3.広東高等教育出版社は、さまざまな教材・教育指導用書籍・教科書補助読み物を出版する教育専門の出版者であるのに、多くの教科書に誤った/汚名を着せる内容がある。「図書の質管理条例」第11条にもとづいて、通報者と全社会に対して、その内部に設立した図書の質の管理機構の状況、図書の質の管理制度および以上の教材出版過程における実施状況の記録を公表することを要求しなければならない。もし質に関する責任者とメカニズムが欠けているならば、新聞出版機構と主管単位は厳重に処罰すること。

4. 広東高等教育出版社はできるだけ早く通報のあった教科書を全部回収して、メディアでお詫びを公表して、「内容の訂正する声明」を発表して、誤った教科書がもたらしたマイナスの影響をなくすよう要求する。

5.広東省教育庁は、管轄区内のすべての主管する出版社に書籍の中の誤った、汚名を着せるような状況について自らチェックして、誤った書籍を回収するよう求めるべきである。このほか、広東省の各レベルの図書館・学校図書館に管内の心理学・教育学・社会学・医学・精神病学・心理健康教育・性教育など同性愛に関わる多くの科目の書籍の内容について、全面的に自らチェックし、誤った/汚名を着せる内容の書籍を撤去するように求めるべきである(7)

この通報をした1人の秋白さんは、「私が図書館で手当たりしだいに4、5冊本をめくってみたら、『変態心理学』『心理健康課程』『諮詢心理学』は、同性愛に対する誤った記述がありましたが、これらの本は広東高等教育出版社が出版した教材でした。私は父母や学友がこうした教材を見て、その影響を受けないか本当に心配になりました。このことが、私がなぜ広東高等教育出版社を通報する決心をした理由です」と述べた。

この通報と宣伝活動も、さまざまなメディアに掲載された(8)

3月~4月 国家新聞出版広電総局、広東省教育庁、広東高等教育出版社からはきちんとした回答なし

3月23日、国家新聞出版広電総局の陳情部門の主任から秋白さんのところに電話があり、「通報の手紙は受け取って、内容も見た。あなた方が通報しているこの問題は私たちメディア出版総局の管轄の範囲ではない」「教材の内容の質の問題はわれわれとは関係がない」という理由で通報の手紙はお返しすると述べた。秋白さんは、それに対して、どこの機関が教材の出版に責任を持っているかを知らせることを求めるとともに、法律の規定にもとづいて、書面での回答を求めたが(*)、いずれも拒否された(9)

(*)「信訪(来信来訪の意。陳情)条例」第21条には、行政機関は陳情事項を受け取った後、その場で回答できない場合は、陳情事項を受け取った日から15日以内に書面で陳情人に告知しなければならない、とある。

そのしばらく後、広東省教育庁から、広東高等教育研究院に転送して問題を研究させるというも回答があった。ただし、その後、何の音沙汰もない。

そうしたとき、秋白さんは、家でテレビを見ていたとき、張国栄をしのぶニュースになり、母親が「張国栄はうつ病だったということだ、本当に惜しい」と言ったので、秋白さんは、母親の同性愛に対する態度を探ろうと思って、「彼にはボーフレンドがいたから、世俗的な偏見の目で見られて、心理的なプレッシャーも大きかったんだ」と言ったところ、母親は「飛び降り自殺するのも無理はない。同性愛は病気だから」と言ったので、秋白さんは、横面を殴られたようなショックを受けた(10)

こうした現実があるのに、広電総局が何もしないことに、秋白さんは救いのなさと前途の長さを感じていたこところに、秋白さんは、《ビッグ・ヒーロー・シックス》の登場人物で、人の心と体を癒すケア・ロボットであるベイマックスの動画を見て、秋白さんは癒された。秋白さんは、ベイマックスに精神的に支えられながら、ベイマックスと自分がいっしょに教科書の問題を訴えるというアクションを思いついて、ベイマックスの服装を買う費用とベイマックスに扮する人を募集した。

4月18日、秋白さんは、広東高等教育出版社から書面での回答を受け取った。しかし、その回答は、教材の中になぜ同性愛を入れたということと、入れた章・節の内容についてであり、秋白さんたちが問うた問題については書かれていなかった。さらに、回答の中には、「同性愛の青少年は、思春期に感情・性などについて心理的な苦慮、憂鬱などを感じるので、『同性愛患者』という用語は合理的だ」とも書いてあった。秋白さんは、「このような回答は同性愛者たちに対する二次加害であり、すべての学生が科学的知識を得る権利に対する侵害でもある」と考えた。

4月 中山大学の学生ら、広東省教育庁前で同庁が書簡を転送したことは評価するアピールをし、同庁職員と会談

秋白さんは、広東高等教育出版社からの回答の内容には失望したけれども、この手紙を受け取って、ほんとうに感激して、目が涙でいっぱいになったという。自分の訴えが正視されたと感じたからだ。秋白さんは、「これは、この間の出来事のなかで、ただ一つ意外で、満足できたことだった」、「そのころは絶望してしまいそうだったので、最後の一日に出版社から回答を受け取れるとは思っていなかったし、広東省教育庁が転送するという処理をするとは思っていなかった。彼らが通報を正視し、実務的に処理したことをほめたい!」と言う。

4月29日、広東省教育庁前で、秋白さんたち5人は、同庁に対して、「積極的にフィードバックし、実際に処理した」と書かれた錦の旗を持ち、親指を立てたマークのボードを掲げて、教育庁を讃えた。もちろんそれだけでなく、「学生の声に対して関心を持ち続けてほしい」「広東高等教育出版社は、教材で学生を害するな」といった要求を書いたボードを持った人もいた。「ベイマックス」の扮装をした人もいた。

現場では、教育庁の陳情事務局の責任者が秋白さんを出迎え、錦の旗を受け取って秋白さんを陳情室に招き入れた。秋白さんは、広東高等教育出版社の回答についての意見書を渡して、出版社は問われたことに答えず、問題をすり替えていると述べ、広東省教育庁が引き続きこの問題に関心を持つよう訴えた。責任者は、これは自分たちの職責の内のことだからフォローすると述べ、秋白さんにこの意見書を出版社には渡したかどうかといったことを尋ねた(11)

5月~7月 秋白、同性愛蔑視の記述が多い広東高等教育出版社を広州市天河区法院(次いで広州中級法院)に訴えたが、受理されず

5月12日、中山大学の女子学生・秋白は、ほとんどの教材に同性愛蔑視の記述があった広東高等教育出版社を「ホモフォビアの教材は名誉権を侵害している」として、広州市天河区人民法院に訴えた。しかし、5月25日、同法院は、「出版社が上述の書籍を発行する行為と告訴人とは法律上直接の利害関係はなく、告訴人は上述の書籍が直接あるいは間接に利益を損なったことを立証する証拠を提供せずに、訴訟を起こしたのは、不当であり、受理すべきではない」と回答した(12)

そこで、秋白は、広州市中級人民法院に控訴した。しかし、いっこうに返事がないので、7月29日、同法院の陳情部門に行って、陳情をした。秋白と学友たちは、法院の前で「『ホモフォビア』の教材を訴えたことを無視された。『大胆』にも天河法院は審理せず決めた。中級法院が審理するようお願いする」というプラカードを掲げた。3人は、レインボーの目隠しをすることによって、同性愛者たちが平等な教育権を無視されている無力感を象徴させた。法院の職員は「すでにこの案件の処理の結果は、天河法院と秋白に郵送した」と言ったが、秋白は何も受け取っていない(13)

5月~8月 秋白、教育部に、大学の教材に対する監督措置について情報公開申請するも回答なし。そこで、回答がないことを行政不作為で北京第一中級人民法院に訴え、受理される

5月14日、秋白は、教育部に対して、大学が使用している教材に対する監督の職能と大学が誤った非科学的な教材を使用していることについてのどのような監督措置をとっているかについて情報公開申請をおこなった。政府情報公開条例の規定によると、教育部は申請を受け取った日から15日以内に回答をしなければならないが、その法定の期限内に回答がなかった。

そこで秋白は、広州市天河区法院に対して、教育部を行政不作為で訴えたが、同法院は受理しなかった。秋白は、広州市中級人民法院に控訴したが、結果は同じだった。そこで、8月14日、北京第一中級人民法院に訴えたところ、17日に受理された(14)。このことはさまさまざまなメディアで報道された(15)。『南方都市報』は、「女子学生が教育部を訴えた:訴訟の権利、公共的精神」という社説(16)を出したほどである。

8月 中山大学、秋白に訴訟をやめさせるよう圧力。それに対するLGBT諸団体の抗議

しかし、訴訟が受理された翌日から、大学側は、秋白を繰り返し呼び出して、圧力をかけた。「卒業させないかもしれない」と言って脅したともいう(この点については、大学側は否定しているが(17))。また、彼女の父母にも連絡して、秋白に教育部に「たてつく」のを止めさせようとした。秋白は自分が同性愛者であることを父母にはずっと言っていなかったのに、大学側は、秋白さんが同性愛者であることも言ったため、家族との間にも亀裂が生じて、秋白さんは、大学と家族の両方から圧力を受ける形になっている(18)

中山大学の卒業式でレインボーフラッグをまとって登壇してガッツポーズをしたことで有名になった万青さんは、学生の思想政治教育や日常管理などをおこなう「輔導員」制度を批判した。万さんは、「輔導員は教師と幹部の二重の身分を持っている」が、「行政訴訟法」は、「行政機関とその職員は人民法院が行政事件を受理することに介入・阻害してはならない」と規定しているので、輔導員が職務を利用して秋白を脅して訴訟をやめさせることは、司法に対する干渉であると述べている(19)

また、フェミニストとしてさまざまな活動に参加してきた卡楽さんは、「中山大学は開放的で寛容なイメージを持たれているが、けっしてそうではないことを指摘した。卡さんは、中山大学が清掃労働者の争議を支援した学生を卒業させないと何度も脅したことを述べている。卡さんは、「同性愛はデリケートな言葉で、口に出せないし、話せない」という業況を述べ、ある女性が中国直同連盟(2011年に設立された異性愛者が同性愛者に連帯し、支援する組織)の創設者の梁文輝を取材したときも、宣伝機関の回答は、「もし保護者が我々の大学に同性愛者がいると知ったら、どうするのか?」と言われたことを紹介している。卡さんによると、「皮肉なことに、当時のニュースサイトのトップページで特集される人物が、同性愛者であることをカミングアウトできていない」ということなのだ(20)

以下の点を中山大学に要求する署名運動も起きた。
 1.秋白が、教科書が同性愛に汚名を着せていることに反対する行動と教育部を訴えたことを支持せよ。
 2.中山大学は秋白に対するハラスメントをストップし、自らがおこなった秋白のプライバシー権を侵犯すること胃について謝罪せよ。(21)

また、LGBT12団体(女友組、江西在一起[いっしょに]文化発展センター、同性愛者の家族と友人の会、長沙同愛ネットワーク、楽窩拉拉小組、同城青少年リソースセンター、LGBT平等権益促進会、Les+、武漢同行、西安plus青年空間、北京紀安徳センター、上海プライドフェスティバル)は、中山大学の輔導員の行為は、司法の公正を妨害し、同性愛を差別し、職務を利用して学生を支配し傷つけるものとして譴責した。12団体は、中山大学の学長と大学指導部に以下のことを求めた。

 1.独立したグループを設立して、学生である秋白の人身の安全を守り、秋白の学業の正常な進行を保障すること。この独立したグループは、LGBTに対して友好的な教師、LGBT民間団体、学校指導部側が共同で構成すること。
 2.二度と学生個人のプライバシーを暴露しないことを承諾し、学生が法律にもとづいて公民の権利及び義務を実践する公民活動を支持すること。
 3.二度と同性愛を差別した誤った教材を使わないことを承諾し、多元的な性別に関する課程をおこない、大学でのLGBTの学生の活動を支持すること。
 4.輔導員・教職員・校務員全員に多元的性別の知識と非暴力的コミュニケーションの知識を学ばせること(22)

3月~ 他の大学でも自校の図書館に所蔵された教科書をチェックして是正を訴える動き

他大学でもいくつかの動きが起きた。

自らの大学の図書館にある教科書を、同城青少年資源センターとほぼ同様の観点から調査したLGBTグループもある。

(1)華中科技大学

3月7日、HGP(hust gay pride)華中科技同志プライド公益グループ[小組]は、華中科技大学(湖北省武漢市にある大学)主校区の図書館にある115冊の『心理健康教育』と『変態心理学』の教科書について調査した。

その結果、『心理健康教育』102冊のうち、32冊(31.3%)が同性愛を心理障害と性変態としており、一部は同性愛の「治療」について言っていること、58冊(56.8%)が同性愛に関する正しい心理知識をまったく掲載していないことがわかった。14冊(13%)には同性愛についての知識が書いてあるが、そのうち7冊だけが詳しく正確に紹介しており、残りの7冊は簡単に述べているだけであることもわかった。『変態心理学』13冊については、内容が客観的なものが6冊、明らかに誤りや偏見があるものが3冊、同性愛について述べていないのが4冊だった(23)

4月1日、HGP(hust gay pride)華中科技同志プライド公益グループは、西十二門の前で、突然、顔を白く塗った5人が、レインボーフラッグとプラカードを使って、パフォーマンスアートもおこなった(24)

また、彼/彼女らは、華中科技大学図書館長に向けて、同性愛を汚名化している教科書を撤去することや同性愛について科学的で客観的な教材を増やすことを求める署名運動をおこなった。この署名には、華中科技大学から43名、武漢理工大学から15名、武漢大学から5名、中南民族大学から3名、華中農業大学から2名、他に63大学の学生がネット上に名前を出して賛同している(25)

(2)華中師範大学

4月9日、CLS公益グループは、華中師範大学の図書館内の『変態心理学』の教科書19冊と『心理健康教育』教科書39冊の調査報告を出した。

この調査報告も、同城青少年資源センターの調査報告とほぼ同様の知見を得てているほか、ある教科書は、男性同性愛者について、「恥ずかしそうに歩き、話し方や立ち居振る舞いは少女のようで、ふだんは女性の仕事をしたがる」などと性的指向とジェンダー気質、性役割とをイコールで結んでいたりとか、別の教科書では、同性愛の原因として「父母の一致性のなさ、誘惑、異性に対する恐怖、機会のなさ」を挙げるなど、根拠のないことを言ったりしていることを指摘している。

この調査報告でも、社会の各界や教員、大学に対して同じ訴えをしている(26)

3月~ 全国100カ所の師範大学や北京の30か所の重点大学に使用教材について情報公開申請

また、大学に同性愛などに関する使用教材について情報公開申請した学生たちもいる。

(1)3月 長沙の同愛ネットワークの2人の学生が、全国100カ所の師範大学に対して教材についての情報公開申請

3月23日、長沙の同愛ネットワークの2人の大学生は、全国100カ所の師範大学に対して、「教材の使用基準と同性愛などに関する教材のデータ」についての情報公開を求める書簡を書留で送った。師範大学は教員を養成する大学なので、とくに同性愛など、さまざまな性的指向の人々に対して慎重に、客観的に対応する必要があるからだ(27)

(2)7月 北京の大学生2人も、北京の30か所の重点大学に情報公開申請

2015年7月3日、北京の2人の大学生が、北京の30か所の重点大学に「大学の関連教材の使用基準および同性愛にかかわる内容の教材の情報を求める」などの内容の情報公開申請の書簡を送った。

2人は、3月に同愛ネットワークの2人の大学生が全国100カ所の師範大学に対しての2人の大学生が全国の100カ所の師範大学に情報公開書簡を送ったことから、北京の大学の教材の中にも同性愛を汚名化している内容があるかもしれないと思ったのだ。2人は、「もし同性愛を汚名化している教材が存在しているのなら、新学期には使用を停止、改正、あるいは選購、新しい同性愛者を科学的に扱っている教材に改めてほしい」と述べている(28)

以上、さまざまな地方で各種の方法で運動がおこなわれていることがわかる。マスメディアもかなり注目している。しかし、行政や裁判所の壁は厚く、なかなか成果は上がっていない。そうしたなか、中山大学の秋白さんが粘り強い活動で、教育部が回答しないというごく初歩的な点についてではあるが、裁判への扉を開いたことは注目される。そうした活動にさえ、大学当局は圧力をかけているのだが、それを批判するLGBT諸団体の運動もあり、今後どのように道を切り開いていくのか、目が離せない。

(1)淡蓝5•17系列活动:揭露你身边的恐同教材」淡蓝网2013年5月25日。
(2)現在はダウンロード不可能のようだが、そのポイントがわかりやすく、一只死拉拉 GLCAC「盘点“毒“教材│错误一箩筐」(2015年4月16日)に記述されている。
(3)【教科书同性恋污名调查】中外专家联合呼吁对“恐同”教材说不!」同城青少年资源中心的博客2014年8月28日。
(4)广州日报「同性恋是一种病?四成教科书这么说」、信息时报「同性恋是病?教科书错了」、les168「教科书居然将同性恋描写为病态」、凤凰卫视「内地有高校教材称同性恋是病惹争议」、中央广播电视台华夏之声「国内外专家齐聚广州呼吁高校教材停止同性恋污名化」、新浪教育「高校四成教科书明确认定同性恋是一种病」、NGO发展交流网「关注平等教育机会对教科书同志污名化说不」、网易教育「高校四成教科书明确认定同性恋是一种病」、人民网教育频道「高校四成教科书明确认定同性恋是一种病」、中商情报网「調查:高校四成教科書誤認同性戀為病態專家呼吁快更改」、南报网「同性恋是病?教科书错了」、21CN新闻「同性恋是一种病?四成教科书这么说」、中国社会科学网「调查称高校四成教科书明确认定同性恋是一种病」、央广网「高校四成教科书明确认定同性恋是一种病」、女权之声「中外专家联合对教科书同志污名化说不!」、lesplus拉拉杂志「中外专家联合对教科书同志污名化说不!」、「超四成国内教科书仍认定同性恋为病态 同性恋群体叫板“恐同”教材」『南方都市报』2014年11月26日。
(5)同性恋组织给全国112所大学校长写信 呼吁关注校园同志群体」同爱网络的微博2014年9月10日 10:25。
(6)10余中大学子抗议恐同“毒”教材,广东高等教育出版社遭举报」北京同志中心2015年3月23日。
(7) DC339徐可证的微博「关于教科书中针对同性恋的错误和污名描述内容的 公开举报信」2015年3月20日。ただし、この書簡は個人名で書かれているので、提出したものと若干異なるのかもしれない。
(8)中山大学学生举报恐同教材,央视网、人民网多家主流媒体转载新闻」北京同志中心2015年3月23日。
(9)【“毒教材”跟进爆料】国家新闻出版总局:教科书对同性恋污名化跟我有关系吗」同城青少年资源中心的博客2015年4月4日。
(10)同-城青少年资源中心的微博“毒”教材│未等到的回复,筹个“大白”陪我上北京求抱抱4月16日 12:56
(11)以上は、陈秋颜「广东教育厅务实回应举报,暖男“大白”陪学子上门点赞」北京同志中心的微博2015年5月1日。秋白的自由野「 THANK YOU│感动筹“大白”上北京的一路上有你」2015年4月19日も参照。
(12)秋白「教材“恐同”|学生起诉出版社 法院竟不予立案?」秋白的自由野2015年6月1日、「女大学生状告教科书诬蔑同性恋 反应称无利害关系」LGBT权促会2015年6月1日。
(13)起诉“恐同”教材遭无视 学生信访中院求说“法”」秋白的自由野2015年7月30日。
(14)高校教材“污名”同性恋:教育部拒公开内情,女生起诉获立案」同志权益运动的微博2015年8月18日 10:55。
(15)教材若出错由谁来管」人民网2015年8月19日(来源:广州日报)。「【#抗议“毒”教材# 媒体齐关注】向站出来的人致敬」同城青少年资源中心的博客2015年8月20日。
(16)[社论]女生状告教育部:诉讼的权利,公共的精神」『南方都市报』2015年8月22日。
(17)铁瑾「中大女生诉教育部“教材歧视同性恋”,学校否认以不毕业施压」捜狐新闻2015年8月21日(来源:弧度)。
(18)秋白来信| 那些爱与自由」同志平等权益促进会的微博2015年8月26日 22:28など。
(19)羊驼青的微博 《学生天然有免于被辅导员“侵扰”的自由》8月21日 18:03。
(20)卡乐潼的微博「中国大学校园并没那么开放包容」2015年8月21日19:13。
(21)参与联署支持起诉教育部的女同性恋秋白! 请中大向秋白道歉!」食品药品安全的博客2015年8月26日。
(22)致中山大学校长公开信:保障校园同志学生免受歧视」同志平等权益促进会的微博2015年8月28日。
(23) HGP小组「【抵制污名化教科书】华中科技大学同性恋污名化教材调查报告(完整版)」2015年3月24日。
(24) HGP公益小组的微博【爱是平等,不是疾病】4月1日 13:26
(25)【联名签署】华科学子恳请华中科技大学图书馆下架同性恋污名化教科书」HGP小组2015年4月26日。
(26) CLS公益小组「【抵制污名化教科书】华师图书馆教科书同性恋污名化调查报告」2015年4月9日 21:48。
(27)@lusunk「国家新闻出版总局:教科书对同性恋污名化“与我无关”」NGOCN2015年3月31日。
(28)北京高校教材恐同吗? 消息公开一下!」RAINBOW彩虹律师团的微博2015年7月4日 08:18。
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