2017-03

(日本)ファイトバックの会のブログ再公開に抗議する

7月3日、「館長雇止め・バックラッシュ裁判を支援する会(ファイトバックの会)」のブログが再公開されました。7月4日、それに対して、私たち「フェミニズムとインターネット問題を考える会」の会員一同は、再公開を中止するよう要請する下のメールを送りました。

「館長雇止め・バックラッシュ裁判を支援する会」ブログの管理者様

「館長雇止め・バックラッシュ裁判を支援する会」のブログには、2代目館長に関する削除されたエントリ以外にも、誹謗中傷を含む不適切なエントリが多数あったことが、私たちの検討の結果、明らかになっています。
https://sites.google.com/site/fnetproject/

過去のブログエントリの公開を中止するよう求めます。

「フェミニズムとインターネット問題を考える」研究会会員一同


(「フェミニズムとインターネット問題を考える会」のサイトにも同じ文を掲載しています)

この件については、すでに「フェミニズムとインターネット問題を考える会」のメンバーでもある山口智美さんと斉藤正美さんが書いておられます。
 ・「ファイトバックの会ブログの再公開への抗議」ふぇみにすとの論考2012年7月4日。
 ・「唖然! ファイトバックの会ブログの再公開」ジェンダーとメディア・ブログ2012年7月5日。

もともとファイトバックの会は、以前ブログを閉鎖した後に、2008年8月19日の世話人会で「同じ間違いを繰り返さないために、旧ブログの検証作業を今後おこなう」ことを決定していました。しかし、今回再公開したブログを見ると、そうした検証作業がなされた形跡は見当たりません(私もまだすべてを見たわけではありませんし、断言はできませんが)。

そして、その後、上で述べたとおり、「フェミニズムとインターネット問題を考える会」では、何回も研究会を積み重ねて、ファイトバックの会のブログを詳細に検討し、その問題点を明らかにした研究結果を発表しました。その際には、ファイトバックの会の世話人の方も1人来ておられましたし、上述のとおり、研究結果はすべてインターネット上で発表しています。とくに以下の箇所をご参照ください。

ブログ設置の目的・経緯と匿名発信の問題
ブログにおける煽りと誹謗中傷への展開
「バックラッシュ」イメージと運動の盛り上げ・誹謗中傷
他の裁判支援団体のメディアとの比較から
運動体による謝罪はどうあるべきか

私自身の行動に関しても、私は、「会のML・ブログへの私の投稿の反省点」をまとめています(他の方々も、それぞれ、自分個人の反省点についても書いておられます)。

以上を無視して、ブログの再公開をなさったことは、非常に残念であり、聞く耳を持たない対応ではないかと思います。私自身も、最初からしっかり問題がわかっていたわけでは全然なく、もう一度ブログを読み直したり、他の方のご意見を聞いたり、自分自身で他の裁判支援団体のメディアを調べたりする中から、少しずつ自分なりの考えをまとめてきました。ぜひ今回ブログを再公開なさった方々も、私たちの述べていることにも耳を傾けていただきたいと思います。

また、私は、今回のブログ再公開の決定自体、きちんとした手続きを経ているのか疑問に思います。昨年7月末でファイトバックの会は解散しています。ということは、論理的に言えば、その後は会としての決定はできないはずです。もちろんサイトの単純ミスを修正するなどの微調整はしてもいいでしょうし、裁判についての本が出たなら、それをサイトで宣伝するくらいはしていいと思います(*)。しかし、問題があったために閉鎖され、長い間再公開できなかった会のブログを、今になって再公開するような大きな決定を、会員が四散してしまったのちに、できるのかどうか疑問です。

(*)ただし、今回この裁判について書かれた三井マリ子・浅倉むつ子編『ファイトバックの生贄』は、一部に人権にかかわる問題点が含まれていると思います(「書評:三井マリ子・浅倉むつ子編『バックラッシュの生贄』」)。山口智美さんも、同書について、さまざまな人権にかかわる問題点を指摘をしておられます(「三井マリ子・浅倉むつ子編『バックラッシュの生贄』に関してひっかかったこと」)。

書評:三井マリ子・浅倉むつ子編『バックラッシュの生贄』

今年4月、三井マリ子・浅倉むつ子編『バックラッシュの生贄 フェミニスト館長解雇事件』(旬報社 2012年)が刊行された。

本書は、豊中市の男女共同参画推進センター・「すてっぷ」の初代館長の三井マリ子さんが、豊中市と「とよなか男女共同参画推進財団」(「すてっぷ」を管理・運営する財団)を相手取って闘った裁判についての本である。「バックラッシュの生贄」という題名は、三井さんの説明では、豊中市が「バックラッシュの攻勢に屈服して、センターの館長である私を生贄として差し出し」て、解雇したことを指している(「バックラッシュの生贄――フェミニスト館長解雇事件」FEM-NEWS2012年3月30日)。三井さんは、一審の大阪地裁では敗訴したものの、2010年、二審の大阪高裁で勝訴判決を得て、2011年には最高裁が豊中市と財団の上告を棄却、高裁判決が確定した。

以下、この本の書評をさせていただく。

<構成>
一 本書の内容
二 本書の意義
三 本書の問題点、私たちの課題

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「フェミニズムとインターネット問題を考える」サイト

このたび、「館長雇止め・バックラッシュ裁判を支援する会(ファイトバックの会)」の元会員の方々6人と現会員の私が、下のサイトを作成いたしました。

フェミニズムとインターネット問題を考える

ファイトバックの会は、館長雇止め・バックラッシュ裁判を闘い、勝訴するうえでかけがえのない役割を果たしました。しかし、ある方に対する誹謗中傷とそれに対する謝罪をめぐる問題(「ファイトバックの会 謝罪問題まとめ@wiki」参照)にあらわれたように、そのネット利用や運動のやり方には問題があったのです。そこで、ファイトバックの会が起こした問題を二度と繰り返さないようにするため、同会の現会員や元会員の有志が「フェミニズムとインターネット問題を考える」研究会を作りました。

その研究会で考察した成果をまとめたのが、上のサイトです。

このサイトは、ファイトバックの会のネット発信などの問題点を考察することを通じて、フェミニズムや市民運動がインターネットを活用する際、同会のような間違いを繰り返さず、より効果的に発信できることを目的にしています。

けっして一団体だけの問題としてではなく、広く市民運動やフェミニズムに関わる問題として、さまざまな点(ネット媒体・紙媒体の活用、運動のやり方、裁判の支援、謝罪など)について、さまざまな角度(個々人のレベルでの反省点も書いています)から考察していますので、ぜひ幅広い方にご覧いただきたいと思います。

「館長雇止め・バックラッシュ裁判」勝訴の意義と支援運動の問題点

 私は、今年3月、日本女性学研究会のニュースレター『VOICE OF WOMEN[VOW]』319号(2011年3月10日発行)の7~13頁に、以下の文を掲載しました。先日、同研究会の運営会から転載の許可をいただきましたで、このブログにも掲載いたします(誤字と注のナンバリングの誤りは訂正しました)。

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[日本]「館長雇止め・バックラッシュ裁判」についての私の投書が『世界』に掲載

岩波書店の『世界』2011年4月号の「読者談話室」に、「館長雇止め・バックラッシュ裁判」を取り上げた私の投書が掲載されました(18-19頁)。内容は以下のとおりです(タイトルは、編集者が付けたものです)。


女性運動の意義を改めて考える

        遠山日出也

本誌が「ジェンダーフリーって何?」という特集を組んで、男女共同参画に対するバックラッシュ(逆流)を取り上げたのは2005年4月号だったが、その前年の12月に、三井マリ子さんが「館長雇止め・バックラッシュ裁判」を提訴した。

三井さんは、2000年、大阪府豊中市の男女共同参画推進センター「すてっぷ」の初代館長(非常勤)になり、北欧から要人を呼ぶなど数々の独創的企画をおこなって大きな成果をあげた。

しかし、そうした三井さんが目ざわりだった「日本会議」などのバックラッシュ勢力が豊中市やセンターに圧力をかけたため、豊中市は非常勤館長職を廃止して館長を常勤化する「組織変更」を三井さんに知らせずにすすめ、2004年、彼女を雇止めした。

三井さんは雇止めを不当として、豊中市を提訴したが、一審は原告敗訴だった。しかし昨年3月、大阪高裁は三井さん逆転勝訴の判決を下し、慰謝料など150万円の支払いを命じた。そして本年1月20日、最高裁は豊中市の上告を棄却し、三井さんの勝訴が確定した。

大阪高裁判決は、豊中市幹部らが「一部勢力の動きに屈し」て、「中立的であるべき公務員の立場を超え、三井さんに説明のないままに常勤館長職体制への移行に向けて動いた」ことや、後任館長候補には「三井さんには続投の意思はない」とウソをついて就任を受諾させたことについて、「現館長の地位にある三井さんの人格を侮辱した」ものであり、「人格的利益を侵害する不法行為」だと指摘した。

また、判決は、三井さんの「雇用契約が年単位だからといって、常勤館長職制度への移行や次期館長について何らの説明、相談を受けなかったことは、現館長の職にある者としての人格権を侵害する」とも述べた。

三井さんがこの裁判をした理由は、自らの雇止めの背景に、女性の人権を脅かすバックラッシュや女性が多数を占める非正規雇用の問題があることだった。私もこの裁判を傍聴してきたが、傍聴者の9割以上は女性であり、この判決は女性運動によって勝ち取られたといえる。

けれど、今回の判決は、女性にだけ関係があるのではない。豊中市に圧力をかけたのは、日本会議系の議員や活動家だったが、日本会議は憲法改悪を推進しており、活動家の中には「在日特権を許さない市民の会」の関西支部長もいた。今回の判決は、そうした勢力に行政が屈することを断罪したのである。

また、現在、非正規雇用は男性にも大きく広がっているが、そこでは、契約期間が終わったというだけで、説明や相談なしに雇止めがなされている。今回の判決は、こうした状況に歯止めをかける足掛かりにもなる。

すなわち、この裁判は、男性の人権や生活をも脅かしている国家主義や新自由主義に対抗する上でも、女性運動やジェンダーの視点には意義があることを示したと思う。

(草津市・50歳・非正規労働者)

館長雇止め・バックラッシュ裁判、三井さんの勝訴が確定

1.最高裁が豊中市と「とよなか男女共同参画推進財団」の上告を棄却

 三井マリ子さんは、2000年、大阪府豊中市の男女共同参画推進センター「すてっぷ」の初代館長(全国公募による、非常勤)として、独創的な企画を打ち出すなど全力で仕事を進め、その実績は市やセンターにも高く評価されました。しかし、そうした三井さんの仕事が目ざわりだったバックラッシュ勢力(男女平等の推進に反対する勢力)が市やセンターに圧力をかけ、その圧力に屈した豊中市などは、非常勤館長職廃止して館長を常勤化する「組織変更」を三井さんに知らせないままに進めて、三井さんを雇止めし、2004年、新館長への採用も拒否しました。

 三井さんは上のように訴えて、豊中市と「すてっぷ」を運営する「とよなか男女共同参画推進財団(以下、「財団」と言う)」とを相手取って、損害賠償を求める裁判を2004年12月に起こしました。大阪地裁の一審判決(2007年9月)は原告敗訴でしたが、、大阪高裁の二審判決(2009年3月)は、三井さんの逆転勝訴でした。高裁判決は、豊中市が「一部勢力(=バックラッシュ勢力)」の圧力に屈して、三井さんの人格権を侵害する形で雇止めをしたことに対して、豊中市と財団に慰謝料などの支払いを命じました(詳しくは、本ブログの記事「 (日本)館長雇止め・バックラッシュ裁判、高裁で逆転勝訴」参照)。豊中市と財団は高裁判決を不服とし、最高裁に上告しました。

 しかし、最高裁は、今年1月20日付けで、両者の上告を棄却しました(1)[←下の「全文を表示」の個所をクリックしてください]。

 三井さんは、今回の棄却決定について、「豊中市は、男女平等を進めるセンターの館長の私に、職場情報を知らせず、その一方で、『本人は辞めることを承諾している』とデマを流して、私の首を切りました。こんな仕打ちを、高裁は『人格権の侵害』として断罪し、それを最高裁が認めたのです。陰湿で無礼な首切りは犯罪的行為と決まったのです。訴訟に費やした7年間がこれで報われました。今晩から、ぐっすり眠れます」と語っています(この裁判を支援する「ファイトバックの会」のプレス・リリース「最高裁、豊中市らの上告棄却!」より)。

 この裁判ついては、私はしばしば本ブログで取り上げただけでなく、書面・意見書の要旨や自らの感想をまとめた特集ページを作成していますので(「館長雇止め・バックラッシュ裁判(原告・三井マリ子さん)」)、そのページをご覧いただければ、これまでの詳しい経過がお分かりいただけると思います。

[以下の目次]
2.この裁判の意義について
3.三井さん勝利確定緊急集会も開催――豊中市は今回の事件について謝罪や再発防止を
4.支援運動で起こった問題を払拭することも必要

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(日本)館長雇止め・バックラッシュ裁判、高裁で逆転勝訴

 三井マリ子さんは、2000年、大阪府豊中市の男女共同参画推進センター「すてっぷ」の初代館長(全国公募による、非常勤)として、独創的な企画を打ち出すなど全力で仕事を進め、その実績は市やセンターにも高く評価されました。しかし、そうした三井さんの仕事が目ざわりだったバックラッシュ勢力(男女平等の推進に反対する勢力)が市やセンターに圧力をかけ、その圧力に屈した豊中市などは、非常勤館長職廃止して館長を常勤化する「組織変更」を三井さんに知らせないままに進めて、三井さんを雇止めし、2004年、新館長への採用も拒否しました。

 三井さんは上のように訴えて、豊中市と「すてっぷ」を運営する「とよなか男女共同参画推進財団」を相手取って、損害賠償を求める裁判を起こしました。一審判決(2007年、大阪地裁)は原告敗訴でしたが、去る3月30日、大阪高裁で三井さん逆転勝訴の判決がありました。

 この裁判ついては、私はしばしばブログで取り上げただけでなく、書面・意見書の要旨や自らの感想を自分でまとめるなどした特集ページも作成していますので(「館長雇止め・バックラッシュ裁判(原告・三井マリ子さん)」)、そのページをご覧いただければ、これまでの詳しい経過がお分かりいただけると思います。

 今回の大阪高裁の判決は、ごく簡単に言えば、豊中市らがバックラッシュ勢力の圧力に屈したことを認め、三井さんの人格権を侵害したとして、損害賠償150万円を命じたものです。

 この判決については、すでに以下のものがネットに上がっています。
 ・判決文(PDF、ファイトパックの会HP)
 ・宮地光子弁護士の解説(1)(伊田広行さんのブログ)

 新聞社・通信社によるネット記事(2)
 「館長職の打ち切り、逆転勝訴 市側に150万円賠償命令」asahi.com(朝日新聞)2010年3月31日。
 「館長雇用拒否訴訟:雇い止め、人格権侵害 三井さん逆転勝利――大阪高裁」毎日jp(毎日新聞)2010年3月31日。
 「女性元館長雇い止めに賠償命令 大阪高裁、人格権の侵害と」共同通信2010年3月30日。
 「三井マリ子・元都議が逆転勝訴 豊中市館長職雇い止め訴訟」産経ニュース2010年3月30日。

 以下では、判決を最初から読む形で、ご紹介したいと思います。

<目次>
1.主文
2.バックラッシュ勢力の攻撃を詳細に事実認定(市や財団の対応の問題点を含めて)
3.雇止め・不採用自体の違法性は認めず
4.雇止めに至る経緯に違法性

 ・豊中市の人権文化部長は、「あってはならないところを一部勢力[=バックラッシュ勢力]の動きに屈しむしろ積極的に動いた」。
 ・豊中市の人権文化部長は「中立的である公務員の立場を超え、控訴人[=三井さん]に説明のないままに常勤館長職体制への移行に向けて動き、控訴人の考え[=続投したい]とは異なる事実を新館長候補者に伝えて候補者になることを承諾させたのであるが、これらの動きは、三井を次期館長職には就かせないとの明確な意図をもってのものであったとしか評価せざるを得ないことにも鑑みると、これらの動きにおける者たちの行為は、現館長の地位にある控訴人の人格を侮辱したものというべきであって、控訴人の人格的利益を侵害するものとして、不法行為を構成するものというべきである」
 ・「[三井さんは]その実績から次年度も継続して雇用されるとの職務上の期待感を有していたものといえるのであり、雇用契約が年単位であるからといって、常勤館長職制度への移行期において、その移行内容及び次期館長の候補者リストについて、何らの説明、相談を受けなかったことについては、現館長の職にあるものとしての人格権を侵害するものであった」
5.宮地光子弁護士のまとめ、判決の意義
6.支援運動の問題点については、今後も解明や克服が必要
7.豊中市が上告、4月24日の東京での集会にご参加を

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ファイトバックの会のHP掲載文書への反論を発表

 6月初め、私もその一員である「ファイトバックの会(館長雇止め・バックラッシュ裁判を支援する会)」のHPに、代表・副代表名で、同会の「(元)謝罪チーム」の人々らに対する不当な非難が掲載されました(「ネット上での当会に対する誹謗中傷について」)。「謝罪チーム」とは、同会のブログによって、事実に基づかない誹謗中傷を受けた桂さん(「すてっぷ」前館長)への謝罪をすすめるために同会が設けていたグループで、私もその一員でした。

 このたび、上の不当な非難に対する反論を、他の方々と共同して作成しましたので、よろしければご覧ください。

 反論の概要(反論のポイント)

 反論の詳細(個別論点に対する反論)

 なお、この問題に対する全体的な説明は、上の反論を掲載した同じサイトのトップページをご覧になってください。

館長雇止め・バックラッシュ裁判控訴審、結審

 三井マリ子さんは、2000年、大阪府豊中市の男女共同参画推進センター「すてっぷ」の初代館長(全国公募による、非常勤)として、独創的な企画を打ち出すなど全力で仕事を進め、その実績は市やセンターにも高く評価されました。しかし、そうした三井さんの仕事が目ざわりだったバックラッシュ勢力(男女平等の推進に反対する勢力)が市やセンターに圧力をかけ、その圧力に屈した豊中市などは、非常勤館長職廃止して館長を常勤化する「組織変更」をひそかにおこなって、三井さんを雇止めし、2004年、新館長への採用も拒否しました。

 三井さんは上のように訴えて、豊中市と「すてっぷ」を運営する「とよなか男女共同参画推進財団」を相手取って、損害賠償を求める裁判を起こしました。一審判決(2007年、大阪地裁)は原告敗訴で、現在は控訴審ですが、この裁判が、5月22日、結審しました。判決は秋ごろの予定です。

 この裁判ついては、私は特集ページを作成していますので(「館長雇止め・バックラッシュ裁判(原告・三井マリ子さん)」)、そのページをご覧いただければ、これまでの詳しい経過がお分かりいただけると思います。

 このブログでも、昨年、浅倉むつ子さんが意見書を出されたことまでお伝えしましたが(裁判をいっそう身近に感じさせる「人格権」の主張──浅倉意見書)、その後も、さまざまな点が議論になりました。

 今回は、そうした議論の中から明らかになったことのうちの幾つかを、原告の「第4準備書面」(原文(PDFファイル)│私が作成した要旨)と「第5準備書面」(私が作成した要旨)をもとに、自分なりにまとめてみました(正確には原文をご覧ください。なお、原告が控訴しましたので、控訴審では、原告のことを「控訴人」と呼ぶのが正しいのですが、ここでは便宜的に、「原告」と書きます)。

 《もくじ》
(1)原告排除は、市長が決めた「重要な政策的変更」
(2)組織変更を原告には隠し通した事実がさらに明らかに
(3)市が組織変更の理由として挙げた事務局長後任問題は、口実にすぎない
(4)不可解な、驚くべき主張の変更
(5)「バックラッシュ勢力に対して毅然として対応」?
(6)採用拒否の違法性をめぐって
(7)解雇に当たっての説明義務
付―ファイトパックの会のブログなどの問題について

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Author:遠山日出也
 検索から来られた方へ:このブログの記事を分類した一覧である「『中国女性・ジェンダーニュース+』記事総覧」を見ていただくか、下の「カテゴリー」欄を使われると、関連情報がご覧いただきやすいと思います。最近の行動派フェミニストについては、「中国の行動派フェミニスト年表、リンク集」をご覧ください。
 また、「中国女性・ジェンダー関係主要HPリスト」(リンク集)も併せてご覧いただければ幸いです。日本の問題の一部は、「ウィメンズ・アクション・ネットワーク(WAN)の労働争議・まとめ」や「館長雇止め・バックラッシュ裁判」でまとめています。
 恐れ入りますが、スパム対策などのため、コメントは私が拝見した後で表示させていただきます。
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